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海の構造物

「海上空港ができるまで」編 第一話 海底地盤の改良の巻 第二話 護岸工事の巻 第三話 埋立工事の巻

サンドドレーン工法

軟弱な地盤とは、一般的には水分をたくさん含んでいます。この水分を抜くことで、ある程度丈夫な地盤にすることができます。雨上がりの土はぬかるんでいますが、晴れた日にはカチカチになってますよね。
このサンドドレーン工法は、海底の地盤に砂の杭を打ち込んで排水距離を短くし、砂の杭と敷いた砂の層を通して粘土層に含んだ水を排出させて地盤を強化するやり方です。別の言い方をすれば、たくさんの砂の杭(直径が40〜50cm)を打ち込み、その杭に水路のような役割をさせて、地盤の中に含まれた水分をはきださせるというしかけです。
水の中に綿の一部を浸しておくと、しばらくすると綿全体が水を含んだ状態になる、あの毛細管現象の綿の役訓を砂の柱が果たして、地中の水分を吸い上げていくのです。
早く水をはきださせて沈下を終わらせるために、上に土砂などを投入して重みをかけたりします。
地盤改良船(サンドドレーン船)による作業を絵にすると次のようになります。

  1. (1) 所定の位置に移動セットを行う
  2. (2) ケーシングパイプの打込
  3. (3) ケーシングパイプを支持地盤まで到達させ、打込終了とする
  4. (4) 規定量計量した砂を海水を注入しながらケーシングパイプ内に投入する
  5. (5) 砂面確認後、ケーシングパイプを引抜き現地盤高さまで砂杭を造成する
  6. (6) 打設完了