海の構造物
第二話 護岸工事の巻
前回は【海底地盤の改良】について説明しましたが、第2回目の今回は【護岸工事】について解説していきます。
皆さん、"護岸"という言葉を一度位は耳にされたことがあるかと思いますが、"護"とは「まもる」、"岸"は「陸地と水(海)の境」という意味であり、土砂の流出を防いだり、高波から埋立地の外周を護るためにはなくてはならないものなのです。
空港島(人工の島)を造っていくとき、改良した海底地盤の上にいきなり土を入れるわけではありません。護岸は、いいかえると海の中の囲いであり、この囲いの中に土砂を投入することで、環境を汚染することなく効率的に島を造っていくのです。
今まさに工事のピークをむかえている関西国際空港の場合、1期島では護岸の長さは約11kmもありますが、2期島はなんと13kmもあります。すごいですよね!
護岸にはいくつかの種類がありますが、今回は代表的な2つの工法を紹介します。
以上、人工島の外周をまもる【護岸】についてご紹介しましたが、解ってもらえましたか?
関西国際空港の2期工事も順調に進んでおり、護岸の大半が水上に姿を現しています。今後は、土砂を投入する埋立工事がピークを迎えようとしています。このページでも次回(第3回)は【埋立】について触れていこうと考えています。
また、見てね!
