海の構造物
第一話 海底地盤の改良の巻
四方を海に囲まれた日本。国土のほとんどは山や森で、人の生活や生産などに利用できる土地は非常に限られています。そのため、海を埋め立てて人工の島や飛行場を造ったり、橋をかけたりするわけです。このページでは、海の中にどのようにして人工の島や橋が造られるのかを解説していきます!
まずは「海上空港ができるまで」編として数回に分けて解説しますが、第1回目の今回は【海底地盤の改良】の巻です。
現在、日本国内の海上空港としては、関西国際空港や中部空港、新北九州空港などの建設工事が進められています。しかし、日本は世界でも指折りの軟弱地盤国でもありますから、その基礎となる地盤がしっかりしたものでないと、あとあと地盤沈下や液状化などで建物が傾いたり、舗装が凸凹になったり、あるいは地下に埋められたものが浮き上がるなどの問題が起こったりします。
そこで、このような工事をはじめるに時には、まず上に建物などをつくるための土台、つまり【海底地盤】の改良が必要となります。
ところで、煙突のようなパイプを何本かとりつけた船(写真1〜3)を見たことはありませんか?
この煙突のようなものをケーシングといいます。これらの船は、皆さんの目に触れないところ(海底)で地盤を改良しているのです。
地盤を改良する方法はたくさんあるのですが、ここでは主な3大工法について解説します。
それでは、各工法への説明ページにご案内します。

以上、海底地盤改良に関する3工法をご紹介しましたが、ご理解いただけましたでしょうか?これらの工法は、地盤の状態や上にのせるものによって使い分けされます。
次回は、【護岸工事】についてご紹介する予定です。
またお会いしましょう!



