<環境技術> 揮発性有機化合物(VOC)汚染対策工法(ホットソイル工法)
ホットソイル工法とは、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンなどの揮発性有機塩素系化合物(VOC)によって汚染された土壌に、水と発熱反応する無機化合物(製品名 : ホットソイル)を添加・混合し、水和反応熱を利用して土中のVOCを効率的且つ速やかに対象土壌から揮発・分離後、回収・処理して対象土壌を浄化する為に開発された特許工法※)です。
特徴
汚染土壌を搬出することなく、現地において処理ができます。
浄化後の処理土は、そのまま埋め戻すことが可能です。
短期間での施工が可能であり、安価で経済的な工法です。
低濃度~高濃度の幅広いVOC汚染に対応できます。
焼却処理と異なり、ダイオキシンなどの二次汚染物質の発生がありません。
無機化合物の水和反応熱を利用しているので、別途熱源を必要としません。
自己発熱であるため、二酸化炭素(CO2)の発生がありません。
メカニズム
無機化合物と水の代表的な反応(水和反応)は、下記の通りとなります。
無機化合物は、アルカリ金属やアルカリ土類金属の酸化物や硫酸塩などが含まれます。
(Ca,Mg,Ba,Sr,Na,K etc)
※これら金属塩の水和反応を利用したVOCの浄化は、ホットソイル工法の範囲に含まれます。
CaO + H2O → Ca(OH)2 + 15.6kcal/mol
【ホットソイルが生石灰の場合】

施工方法:堀削処理法

汚染土壌を掘削し、ホットソイルと土壌を混合し、水和熱を利用して土壌中の揮発性塩素化炭化水素系物質を揮発させ、活性炭などに吸着させ除去した後、浄化土壌は埋め戻します。
処理効率が良く、短期間かつ安価な処理が可能です。
※)
特許番号:第2589002号 揮発性有機化合物の除去 (株)片山化学工業研究所
寄神建設株式会社は、本工法の協賛企業です。
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